ミュージアム MUSEUM
箱根ラリック美術館

新着情報

2021/10/19
箱根ラリック美術館で安心してお過ごし頂くために
箱根ラリック美術館は、新型コロナウイルス感染症の感染予防及び感染拡大防止のため以下の対策を講じます。皆様のご理解とご協力をお願い致します。

新型コロナウイルス感染症への対応について

衛生対策
■ お客様対応を行うスタッフは、マスクやフェイスシールドを着用します。
 また、手洗い、手指消毒、検温などによる体調管理を励行します。
■ 美術館入口などに、除菌用アルコールを設置しております。手指消毒にご協力ください。また、マスクの着用やこまめな手洗いにご協力をお願いします。
■ 館内の手すり、ドアノブ、窓など手指が触れる機会が多い場所を中心に、定期的な消毒・清掃を実施しております。
■ トイレ内にて、ハンドドライヤーの使用を中止し、ペーパータオルを設置しております。

密集・密接対策
■ 混雑時には、ご入館を制限させていただく場合もございます。予めご了承ください。
■ 受付および、各お会計窓口には、密集しないように、立ち位置を明示し、ビニールカーテンを設置しております。
■ 館内では、お客様同士、十分な間隔をとってご鑑賞いただくようにお願いしています。

密閉対策
■ 美術館内の空調は、外気を取り入れながら、機械換気を行っております。
 カフェ・レストラン リス、ショップ パッサージュにおきましても定期的な換気を行っております。

サービスの休止
■ 感染防止のため、車椅子の貸出し、ミュージアムツアー(解説ガイド)、お子様へのワークシートの配布などを中止しています。

ご来館されるお客様へのお願い

■ マスクを着用の上、ご来館ください。また、咳やくしゃみをされる際は、マスク、ハンカチ、ティッシュなどで口をしっかりと覆う「咳エチケット」にご協力ください。
■ 発熱、咳などの風邪症状や味覚障害の症状がある方や体調のすぐれない方は、ご来館をお控えください。(施設内で激しく咳き込まれるなど、風邪のような症状がある方には、スタッフがお声掛けし、検温やご退館をお願いする場合がございます。)
■ こまめな手洗い、手指消毒にご協力ください。
■ ご鑑賞中は大きな声での会話をお控え頂き、他のお客様と十分な間隔をあけてご鑑賞ください。
■ 一箇所に集中した場合、スタッフがお声掛けします。
■ 感染防止のため、壁や展示ケースに触れないようにお願いします。
■ 館内で体調が悪化した場合は、至急お近くのスタッフへお声掛けください。
2021/10/18
「ルネ・ラリックの水のかたち」は11月28日まで❣️
「ルネ・ラリックの水のかたち」は11月28日まで❣️の写真
世間はすっかり秋ですね^ ^
皆様はどのような秋をお過ごしでしょうか?

秋といえば、食欲の秋、読書の秋、そして、芸術の秋。
芸術といえば、やっぱり美術館ですよね。行楽日和のこの季節に、箱根で美術館巡りはいかがでしょうか?

現在ご好評をいただいております、特別展示「ルネ・ラリックの水のかたち」も、残すところ約一ヶ月半となりました。
この展覧会では、ラリックの作品を「水」をテーマにご紹介しています。

トンボや魚といった水辺の生き物や、シレーヌ(セイレーン)やナイアードといった水の精の姿を借りて、「水」を造形化したカーマスコットや花器。
七宝やオパルセントガラスなどの斬新な素材により「水」を表現したジュエリーやうつわ。
1925年の現代装飾美術産業美術国際博覧会(アール・デコ博)のシンボルとなった巨大な噴水塔を飾るガラスの女性像などなど、ラリックの「水のかたち」はとっても多彩。

箱根はススキの見頃も近づいてきました。
観光にぴったりの季節に、ぜひお立ち寄りください( ´ ▽ ` )

「ルネ・ラリックの水のかたち」は11月28日(日)までです。
皆様のご来館を楽しみにしています♪
2021/10/05
小さな展覧会「星に願いを」を開催します⭐︎
小さな展覧会「星に願いを」を開催します⭐︎の写真
11月29日月曜日より、小さな展覧会「星に願いを」を開催いたします。

箱根の冬を暖かく照らすイベント「箱根・すてきな灯り」に合わせて、箱根ラリック美術館でも「灯り」をテーマにルネ・ラリックの作品をご紹介いたします。

ラリックが活躍した20世紀初頭は、電気が一般家庭にも普及し、人々が夜の時間を楽しめるようになりました。
斬新な作品を制作するために、常に創意工夫をしていたラリックは、新しい表現方法として、当時最先端の技術であった電気を作品に取り入れます。

一方、幼少期より自然に親しんでいた彼にとって、夜空を照らす月や星は重要なインスピレーション源の一つ。
新たな時代の幕開けに、人々の暮らしを豊かにした室内の灯りと、いにしえより、多くの人が願いを込めた夜空の灯りのシンフォニーをお楽しみください。

期間は、2021年11月29日月曜日から2022年3月18日金曜日までです。
会期中は、併設しているカフェ・レストラン「LYS」で、香水瓶「ダン・ラ・ニュイ」そっくりのスイーツをお召し上がりいただけます。

皆様のご来館を楽しみにしています^ ^
2021/09/04
ペンダント「二頭のトンボ」
ペンダント「二頭のトンボ」の写真
現在開催中の企画展「ルネ・ラリックの水のかたち」では、ラリックが「水」を着想源に制作した、ジュエリーやガラス作品をご紹介しています。その中でも特に多いのが、水辺の生き物をモチーフにした作品。

こちらはペンダント「二頭のトンボ」(1903年〜1904年頃)です。
向かい合う二頭のトンボに挟まれた、大きなアクアマリンが目を引きますね。

トンボの羽は七宝でできています。裏側の金属(胎)の無い七宝(省胎七宝)ですので、着用する人の肌が透けて見えます。まるでステンドグラスのようで美しいですね。
一方、トンボの足と、背景の植物の部分には胎のある七宝を用いているため、鮮やかな色彩を帯びています。透ける七宝と透けない七宝の使い分けが巧みですね。
小粒ですが、羽の上部にはダイヤモンドが輝いています。

トンボの目と胴体の部分は青緑色のガラスでできています。胴体の部分のみ、つや消し(フロスト)加工を施すことで、眼球部分の輝きが強調されています。

ラリックの時代は、ジュエリーの価値=宝石の価値とされていました。
つまり、ダイヤモンドやサファイアなどの高価な宝石が、ジュエリー自体の価値を定めていたのです。

ところが、ラリックは宝石の価値ではなく、個性的なデザインにより、ジュエリーに価値を与えようとします。そのため、アクアマリンのような比較的安価な宝石や、かたちを自在にデザインできるガラスや七宝といった素材を、積極的にジュエリーに取り入れていきます。

こうして、誰も見たことがないような斬新なデザインのジュエリーを世に送り出し、当時のパリジェンヌたちの心を掴んだのでした。
時代の価値観を覆すなんて、カッコいいですね!

「ルネ・ラリックの水のかたち」は11月28日までの開催となります。
秋のお出かけにいかがでしょうか?
皆様のご来館を楽しみにしています♪
2021/08/24
「グレーテルのかまど」に当館所蔵作品が♪
「グレーテルのかまど」に当館所蔵作品が♪の写真
夏も終わりに近づいてきましたね。
まだまだ暑い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
残暑が厳しい日には、エアコンを効かせたお部屋でテレビを見るのも悪くないですよね。

NHK Eテレ「グレーテルのかまど〜ミューズに捧げたフレーズ・サラ・ベルナール〜」が以下の日程にて再放送されます。当館所蔵のサラ・ベルナールに関する作品を複数点ご紹介いただいております。

■番組名  :「グレーテルのかまど〜ミューズに捧げたフレーズ・サラ・ベルナール〜」
(初回放送:2020年7月20日/内容24分)

■再放送予定
2021年8月30日(月) 22時00分〜【Eテレ】
2021年9月 1日(水)  1時05分〜【NHKワールドプレミアム】※国際放送
2021年9月 6日(月) 10時25分〜【Eテレ】
上記放送期間中のインターネット同時・見逃し配信【NHKプラス】
※放送予定は急きょ変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

サラ・ベルナールは、19世紀末から20世紀初頭のベル・エポックの時代(良き時代)に活躍したフランスの大女優です。
サラは若きラリックの才能を見出し、舞台用だけでなく、プライベートの宝飾品の制作を依頼。ラリックはこれを機に社交界で人脈を築き、今後のキャリアにつなげていくことになります。
現在、当館の常設展示室にて、こちらの番組でご紹介いただいている作品の一部をご覧いただくことができます。(現在展示していない作品もございます。)

テレビを見た後に、箱根で涼むのはいかがでしょうか?
皆様のご来館を楽しみにしています(^^)

ルネ・ラリック作 メダル「サラ・ベルナール」(1896年)
2021/08/14
箱根ラリック美術館でルネ・ラリックの作品を鑑賞♪
箱根ラリック美術館でルネ・ラリックの作品を鑑賞♪の写真
箱根ラリック美術館では、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスのジュエリーとガラスの工芸家ルネ・ラリックの作品を常時、約230点展示しています。
ラリックは、ネックレスやブローチ、櫛やティアラなどのジュエリー作品から、花器や香水瓶、ランプや車のラジエーターキャップとして、ボンネットを飾ったカーマスコットや灰皿などのガラス作品、絹織物や家具など様々なジャンルの作品を手がけました。

 より多くの人たちに、美しいものを届けたいと願ったラリックは、晩年には、パリから南フランスを目指した豪華列車コート・ダジュール号の内装など、多くの人々に夢を与える作品を手がけています。美術館に併設している特別展示「ル・トラン」では、実際に、コート・ダジュール号として製造され、後にオリエント急行としても活躍した車両内で優雅なティータイムをお楽しみいただいています。

また現在、企画展「ルネ・ラリックの水のかたち」を開催中です。生涯、水辺近くで生き、作品を作り続けたラリックにとって、水はインスピレーションの源でした。
展覧会では、トンボやカエル、魚などの水辺の生き物をモチーフにしたペンダントや花器、かたちを持たない水を、シレーヌやナイアードといった水の妖精の姿に変えて水の神秘性を表現した香水瓶、シャンデリアや鉢などの作品、そして1925年、ラリックが65歳の時に迎えたアール・デコ博覧会において、彼は高さ15mのガラスの噴水塔を手がけますが、この噴水塔を飾った128体の女性像のうち、2体を展示しています。

箱根ラリック美術館では、ラリックが手がけた様々なジャンルの作品に出会うことができます。気持ちのよい緑に囲まれた美術館で、ガラスやジュエリー作品に心癒されてみませんか。

様々なジャンルの情報が満載の女性向け総合メディアサイトSpicomi[スピコミ]でご紹介いただきました。より詳しく載せていただきましたので、ぜひチェックしてみてください♪
2021/08/10
ラリックの「水」を感じさせる作品
ラリックの「水」を感じさせる作品の写真
展覧会「ルネ・ラリックの水のかたち」では、かたちを持たない「水」をジュエリー作品やガラス作品の中で、ラリックがいかに表現していったかをご覧いただくことが出来ます。

今回はラリック作のガラス作品、鉢「アンヴェール」(1930)と花器「メデューサ/クラゲ」(1921)をご紹介したいと思います。

右側の、お皿のように平たい、丸くて青い大きな鉢が「アンヴェール」です。
透明なブルーのガラスの中に、少しずつ角度を変えて配置された魚の姿は、まるで海の中を気持ちよく泳いでいるかのようですね♪

こちらの魚は体形や大きな鱗、背びれのとげなどからタイ科の魚だと考えられます。
中央から触手のように広がるモチーフは、ヨーロッパ沿岸にみられる海藻の一種。

海藻の部分はガラスを厚く、魚の部分はガラスを薄くすることで、海藻は深いブルーで、魚は淡いブルーで表現されています。
裏からつや消し(フロスト)加工をかけることにより、透過する柔らかい光からは海の深さを感じられますね。

左側の細長い緑色の花器が「メデューサ/クラゲ」です。
メデューサ(Medusa)は、ギリシア神話に登場する怪物です。蛇の髪を持ち、見たものを石に変えてしまいます。フランス語読みだとMéduse(メデューズ)といい、クラゲを意味します。その触手が蛇のように見えるためこの名がつきました。

深いグリーンの中で渦を巻く模様は、触手のようにも水中のあぶくのようにも見えますね。
こちらも“つぶ”の中だけ、つや消し(フロスト)加工を施すことで立体感を出しています。

ガラスの中を泳ぐ水中の生き物や、「水」を感じさせる色彩や模様の作品を見ていると、水族館にいる気分になれますね(^^)
暑い夏にぴったりの展覧会ですので、夏休みのお出かけにいかがでしょうか?
皆様のご来館を楽しみにしています✨✨
2021/07/22
福井県立若狭歴史博物館に当館所蔵作品が❣️
福井県立若狭歴史博物館に当館所蔵作品が❣️の写真
福井県立若狭歴史博物館において開催予定の「嶺南美術展 夏休みは博物館で昆虫採集! スカラベからフィギュアまで」では、エミール・ガレ、ルネ・ラリック、アンディ・ウォーホル、草間彌生等の作品のほかに、海洋堂のフィギュアや古代エジプトのスカラベの宝飾品など、森にすむ昆虫や植物を形象化した古今東西の作品を、本物の珍しい昆虫標本とともに展示します。
当館からもラリックのジュエリーとガラス工芸品、ミュシャのポスターをお貸し出ししております。

夏休みのお出かけにいかがですか?作品と昆虫標本を一緒に見られるなんて面白そうですね(^^)
会期は2021年7月30日(金)から8月31日(火)までです。
2021/07/11
彫像《泉の精ガラテ》
彫像《泉の精ガラテ》の写真
こちらは、ルネ・ラリック作の彫像《泉の精ガラテ》。
皆様はこの作品を見て、どのような印象を受けますか?

ラリックが描く人物像には、西洋的なプロポーションや、動きのあるポーズが多く見られますが、こちらの女性像は静的なポーズと、東洋的な雰囲気を特徴としています。
パチネという彩色によって施された、落ち着いた色味も相まって、どこか観音様のような神秘性を感じられますね。

実はこちらの作品、大きな噴水塔を飾る女性像のうちの一つだったのです❣️
1925年にパリで開催された、現代装飾美術産業美術国際博覧会(通称:アール・デコ博)において、ラリックはガラス部門の統括責任者を務めます。このとき設置された、高さ15メートルにも及ぶ巨大な噴水塔《フランスの水源》は、ラリックのガラス工芸家としての集大成とも言われています。

《フランスの水源》は、一段につき8体、八角形に配置された女性像が16段に積み上げられ、計128体の女性像で装飾されていました。段ごとに異なる女性像が配され、それぞれ水の女神や妖精にちなんだ名前を持ち、ポーズや顔つきも異なっています。
また、上段に行くほど背が低くなり、来場者に目を合わせるよう俯いています。

現在開催中の展覧会「ルネ・ラリックの水のかたち」では、この128体のうちの2体に出会うことが出来ます。
当館でこの二体を同時に展示したのは、本展覧会が初めてです。

さらに!今回の展覧会のために、噴水塔《フランスの水源》を15分の1のスケールで再現した模型をご用意しました。

アール・デコの時代に思いを馳せてみませんか?
皆様のご来館を楽しみにしています^ ^
2021/07/03
水辺近くで暮らしたラリックが表現した「水のかたち」
水辺近くで暮らしたラリックが表現した「水のかたち」の写真
現在、ルネ・ラリックが手がけた、水にまつわる作品をご紹介している企画展
「ルネ・ラリックの水のかたち」を開催中です。

皆さまは、「水のかたち」と聞いて、どのような「かたち」を思い浮かべるでしょうか。ぐるぐる渦を巻いたり、ぽたぽたと滴ったり、勢いよく飛び出したり。そして、液体だけでなく、冷やせば個体になり、熱すれば気体となるように、その「かたち」は変幻自在。

ラリックは、透明感のあるガラスや水を連想させる色合いの七宝を用いて、水のもたらす自然の恵みをトンボや魚などの水棲生物や、シレーヌやナイアードといった水の精霊たちに姿を変え、かたちを持たない水の神秘性を目に見えるものとして造形化しました。

65歳で迎えた1925年のアール・デコ博覧会では、現実の水そのものをデザインに取り込んだ巨大な噴水塔「フランスの水源」を制作しています。


幼少期を過ごしたフランス・シャンパーニュ地方のアイには、マルヌ川が流れ、別荘と工房を構えたクレールフォンテーヌには、白鳥が舞い降りる池があり、そして、パリの自邸からはセーヌ川を眺めることができました。生涯を通して、水辺近くで暮らし、作品をつくり続けてきたラリックにとって、水はインスピレーションの源でした。

そのような環境で暮らしたラリックだからこそ生み出せた作品、彼の想像をかき立てた「水のかたち」をどうぞお楽しみください。


「暮らしにまつわる水」の情報をお届けしている、「水と暮らす」で紹介されました。ぜひ、チェックしてみてください。