ミュージアム MUSEUM
箱根ラリック美術館

企画・展示

企画展概要
ポスターのアルフォンス・ミュシャとジュエリーのルネ・ラリック。 アール・ヌーヴォーの寵児として並び称されてきた二人は、フランスが 誇る世紀の大女優サラ・ベルナールにその才能を見出され一躍表舞台に躍り出ました。また、1900年のパリ万博では才能を遺憾なく発揮、それぞれのキャリアで最初のピークを迎え、次に同時期に人生の転機を迎 えるのです。 同じ年(1860年)に生まれたミュシャとラリック。長い下積み生活 を経て一代で名を成したことや、アール・ヌーヴォーの時代だけでなく、その後もトップランナーとして活躍し続けたことなど、共通点が少なくありません。また、関わり方は異なるものの、サラの演目やパリ万博など、節目節目の重要な局面で、同じプロジェクトに参加しています。

ミュシャとラリックの写真


しかし、キャリアを積み上げていく中で、二人は異なる道を歩んでいくことになります。ラリックは、一点もののジュエリー制作から、大量生産のガラス工芸家へ転身し、ミュシャは、無数に刷られるポスターのデザインから、祖国のための絵画制作へと向かったのです。同じパリで花開いた両者は、成功の後に自分を更に見つめ直すことで、 アートへの取り組み方が正反対になったのでした。 その後世界は激動の20世紀に入りますが、両者ともその波を乗り越え制作を続けていけたのは、その根底に「芸術で人々の心や生活を豊かにしたい」との強い想いがあったからでした。これまでに並べて語られることが殆どなかったミュシャとラリック。本展では、二人が共同制作したといわれ、サラ・ベルナールが舞台 「遠国の姫君」で使用した本邦初公開の作品、舞台用冠「ユリ」をはじめとして、これまでのミュシャの展覧会で紹介されることがなかった貴重な作品なども展示します。時代背景もからめて、作家の精神性にまで深く迫る展覧会です。

期間:  2015年4月25日(土)〜12月13日(日)
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日: 年中無休
入館料: 大人1500円、大学生・高校生・シニア1300円、
     中・小学生800円
協力:  OGATAコレクション、切手の博物館、
     京都工芸繊維大学美術工芸資料館、京都工芸繊維大学付属図書館、
     堺市(五十音順、敬称略)



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開催日 7月18日(土)〜8月31日(月)
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