ミュージアム MUSEUM
箱根ラリック美術館

企画・展示

終了しました
幻想絶佳
アール・デコと古典主義

幻想絶佳 の写真


【展覧会詳細】
アール・ヌーヴォーに人々が退屈し、ドイツやオーストリアから新しいデザインの潮流が押し寄せてきた1910年前後、フランスの装飾美術界では自らの伝統に立ち返った「新様式」を模索する動きが生まれました。その下敷きとなったのは、彫刻家ブルーデルや画家のモーリス・ドニ、アンドレ・ドラン、そしてピカソらも新た私意可能性を見いだした古典主義でした。
第一次世界大戦によって約10年も実施が遅れたアール・デコ博覧会は、1925年にようやく開かれ、アンリ・ラパンら装飾美術協会による《フランス大使館》とリュールマンの《コレクター館》では、モダンに洗練された古典主義のアール・デコ様式として成熟した姿を現します。1933年に建てられた朝香宮邸でも、内装デザインを担当したアンリ・ラパンは静謐さと祝祭性、優雅さと安らぎの両面を表現するためにこのスタイルを選択しました。

幻想絶佳 の写真


本展はアール・デコにおける朝香宮邸の位置づけを明らかにしながら、古典主義のアール・デコ作家たちの豊かなイマジネーションから生まれた世界ー幻想絶佳ーを、フランスの美術館所蔵品を中心とした33作家による家具、磁器、銀器、ガラス、ドレス、絵画、彫刻など、80余点の作品から紹介します。
当館の所蔵作品はこちらの展覧会で6点展示されています。

【展示室風景】

幻想絶佳 の写真