ミュージアム MUSEUM
箱根ラリック美術館

企画・展示

花咲く ラリックと金唐紙

花咲く ラリックと金唐紙の写真


|洋と和の名品が織りなす「花鳥風月」の世界へ|

  ラリックの作品には、野に咲く草花や昆虫が登場します。これは当時大流行した芸術様式、アール・ヌーヴォーの特徴のひとつで、日本美術からの影響を受けています。そして、その時代にヨーロッパを驚かせたのが金唐紙(きんからかみ)でした。


花咲く ラリックと金唐紙の写真


 1900年を過ぎると、よりシンプルなデザイン、アール・デコが流行します。その世界的な変化の後も、ラリックは自然を描き続けました。
 日本美術の要素が随所に潜むラリック作品と、西洋を意識しながらも日本人の”もの造り精神”が込められた金唐紙。二つの作品に共通するのは、「芸術を通して生活を豊かにしたい」という想いなのです。


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|金唐紙とは|

  金唐紙は、江戸末期から明治期にかけて発展した工芸壁紙です。ヨーロッパの金唐革(ギルトレザー)をルーツとし、革の質感を和紙で実現したこの高級壁紙は、1873年に初めてウィーン万博に出品され話題を集め、海外からも注文が殺到し、一時代を築きました。

 期間中には金唐紙作家、上田尚(うえだたかし)による金唐紙制作実演や、夏休みは今年も子供のためのつくって楽しいワークショップを開催します。



期間:  2014年6月14日(土)〜12月7日(日)
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日: 年中無休
入館料: 大人1500円、大学生・高校生・シニア1300円、
     中・小学生800円
協力:  上田尚、擬革紙煙草入れ資料館「三忠」、旧岩崎邸庭園、
     ギルトレザー白濱コレクション・有限会社わ、金唐紙研究所、
     公益財団法人 紙の博物館 (五十音順、敬称略)



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【金唐紙作家 上田尚による制作実演】
  今回、ご紹介する金唐紙は、国選定保存技術保持者である上田尚が、オリジナルの版木を使って復刻したものです。少ない資料をもとに、手探りで金唐紙の制作技術を研究し、上野にある旧岩崎邸などの全国各地の金唐紙を復元させています。今回は、実際に上田尚が金唐紙を制作する様子をご覧頂けます。
開催日 8月9日(土)・10日(日) 、10月11日(土)・12日(日)
参加費用 無料(別途 入館料が必要です)



【子どもが楽しめるワークショップ「ラリック先生と遊ぼう!自然となかよしおもちゃづくり」】
  子どもだけでなく、大人からも大人気のワークショップを今年も開催!
開催日 7月19日(土)〜8月31日(日)
参加費用 無料(別途 入館料が必要です)
対象年齢 5才くらいから