ミュージアム MUSEUM
箱根ラリック美術館

ルネ・ラリックの紹介

| 概要紹介 | 詳細紹介 |

青春時代・2
ラリックは18歳のときに2年間、ロンドンに留学しました。
その時に通ったのが、この「水晶宮」!
図
1851年のロンドン万博の時に作られた幅840メートル、
高さ51メートルの巨大な建物は、
アミューズメント・パーク&文化教養施設となっていました。
ラリックは、そこで開催されていた教養講座でデザインを学んだそうです。
ここでラリックが目にしたのは、建築素材としては真新しかったガラスと鉄を使った建造物。
当時の最先端の技術で建てられた水晶宮は、ラリックにどれほどインパクトを与えたことでしょう。
図
水晶宮内にあった高さ8mのガラスの噴水。後にラリックも、15mに達する噴水を制作する。

帰国後、ラリックは早々と才能を発揮しはじめます。
二十歳そこそこで、カルティエ、ブシュロンなど、一流の宝石店からジュエリー制作の注文を受けるほどになっていました。

そして、先輩のジュール・デスタップ氏からアトリエを買い取り、独立!

着々と制作の基盤を固めていったのです。
図

ラリックのジュエリーの特徴
伝統的なジュエリーは、ダイヤモンドやルビーなどの高価な宝石でつくられていました。
つまり、「宝石の値段=ジュエリーの価値」だったのです。

しかしラリックは、
斬新なデザインと技術で勝負!
オパールやアクアマリンなどの、半貴石と呼ばれる手に入りやすい宝石も積極的に使いながら、芸術性の高い作品を制作していきました。

ひとりでも多くの人に、「ラリックを手にする夢」をかなえてあげようとしたのです。
図
ブローチ 「シルフィード(風の精)、
あるいは羽のあるシレーヌ」

パリ万博につづく